【即興】インプロールチャレンジと私のチャレンジ
すみません、気がつくと3日ブログをサボってしまいましたねw 皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、月曜日の夜はインプロ集団「Platform」の若手による隔月公演「インプロールチャレンジ」を見てきました。
若手達の舞台と言う事もあって、毎回フレッシュでパワフルな演技に元気をもらうこのイベント。
特に今回はPlatformに不思議夏(と書いて「オカルトナツ」と読ませる)さんが仲間入りした事によりさらにパワフルなものになりました。
このイベントの見どころは前半のシアタースポーツ。
「シアタースポーツって何?」と言う方も多いかと思われますが、簡単に言うとインプロのチーム戦で、お互いが出したテーマに沿って演技をし、その点数を競います。
しかしこれがすごくシビア!何せ審査員がとにかく厳しく、5点満点中の1点や2点が出るなんて当たり前(ただし0点はない)
また、審査員は2つの権限を持っており、まず審査員が見ていて「これは見るに堪えない」と判断した時は、芝居の途中でも強制終了させる事ができます。
さらに過度な下ネタなど公序良俗に反する演技であると判断された場合は、その選手は次のラウンドで出場停止処分を喰らいます(厳密には最初の2分間だけ出られないのですが、実際にはほぼ出てくる事はありません)
そんな中今回はチャレンジングな演技も多く、それまでほとんど出る事のなかった5点満点も何度も飛び出すなどレベルが高く、今までのインチャレの中でも最高のシアタースポーツとなりました。
このシアタースポーツのイベントですが、今週の金曜日から日曜日には、同じくPlatform主催の学生さんによるシアタースポーツのイベントがあります。
場所は下北沢にある「下北沢亭」。
詳細な時間については下記のURLから確認できます(チケットのお求めもこちら!!)
https://www.quartet-online.net/ticket/ts2019
さらに、10/14はこのインチャレの拡大バージョンである「即興BUNGA10時間スペシャル」なるイベントもあり、ここでも「大人のシアタースポーツ」なるコーナーがあるのですが、何と私はここでMCを務める事になりましたw
こちらは荻窪にある「シアターカフェBUNGA」で行われ、イベント自体は13時からスタートしているのですが、シアスポのコーナーは18時頃を予定しております。
こちらはチケットの発売はまだのようですが、追ってご案内できると思いますので、続報をお待ち下さいw
【麻雀】ベルバード
今日は千葉県野田市にある健康麻雀のお店「ベルバード」さん主催の大会に参加してきました。
正油の街として有名な野田市。お店の向かいにはキッコーマンの本社がありますw
ベルバードさんと言えば、Mリーガーをはじめとする人気プロ雀士をゲストに迎えた麻雀オフを定期的に開催していることで知られています。
しかも一度に3~6人同時に呼ぶと言う豪華版!
それだけに地方都市での開催にも関わらず、毎回毎回満員御礼となっているようです。
今回、ゲストで招かれたプロの一人が、日本プロ麻雀連盟所属で、Mリーグ・チーム雷電の選手である黒沢咲プロ。
社長令嬢と言う事もあり、ファンからは「お嬢」「セレブ」と呼ばれており、一方で古くからのファンには「さっきー」の愛称でも親しまれてる彼女(ちなみに私は「さっきー」派w)
実は1ヶ月前に某大会のゲストで彼女が来た時、2回当たって2回ともやられてしまったので(それでもさっきーの親国士聴牌を、ツモのみでアガって潰してやったのだがw)、そのリベンジとばかりに、私の贔屓チームであるフェニックスのユニを着て乗り込んだのですが・・・
この大会は団体戦も同時進行で行われており、こともあろうにさっきーのチームに入ることに。
一気に気まずい雰囲気にw
まあ、同卓希望出てたの、この方でしたからねえ。
だって彼女と打ってると、何かほんわかしてくるんだものw
それはさておき会が始まるやいなや面食らったのが参加者のテンションの高さ。
MCやゲストの一挙手一投足に逐一歓声が上がったり、茶々入れが入ったりするのです。
この雰囲気に初めての方の中には戸惑う方もいらっしゃるのですが、いざ対局が始まると、そんな方でも安心して打てるよう、同卓者の方が配慮してくれるのです。
いわゆる「ガチ勢」と言われる方の中には、ちょっとでもマナーに反する人がいると言わずにいられない人もいるものですが、少なくともベルバードの常連さんにそんな方はいないので、大会経験がほとんどない方でも安心して参加できます。
大会そのものは2ゲーム目まで全くアガれず2ラス。3ゲーム目から少しずつアガりを拾えるようになったもののほとんど手が入らない状態が続き、4433のオール逆連対のマイナス75、40人中35位で終了。
ただこれが内田みこ(今回のゲストの一人。日本プロ麻雀連盟)賞に充てられており、全員のサインが入った貯金箱をいただきました。
また、団体戦はさっきーをはじめチームメイトが大きくポイントを稼いだことにより準優勝。もっとも優勝したHIRO柴田プロ&水瀬プロチームは最終戦前のミニゲームで400ポイントの大量点を稼いだことによる圧勝劇。麻雀とは・・・w
あまり得意ではないWRCルールに苦しんだ事により、今回は個人的には振るいませんでしたが、楽しく過ごす事ができました。
それにしてもMCであるオーナー様、本当に盛り上げ上手でしたね。
交通アクセスが悪い評判店にハズレはないとよく言われましたが、ベルバードのある野田市は東武野田線以外に交通手段がなく、正直アクセスのよい場所とは言えません。
それにも関わらず、毎回多くのプレイヤーがわざわざ足を運ぶ。これもひとえにオーナー様の企画力と人柄のおかげでしょう。
これからも末永く続いてほしいものです。
今回のゲストの6人。左から柴田p、黒沢p、松嶋p、内田p、水瀬p、古橋p
ピンチや失敗をエンタメに
金曜日の夜はインプロ集団Platformさんのイベント「シール貼りパーティー」に参加してきました。
これは何かと言うと、プラフォさんの次回公演のパンフレットに明らかな誤植が見つかり、その部分をプラフォの役者さんとお話しながらみんなで訂正シールを貼る作業をしようと言うもの。
役者さんとファン合わせて20人掛りで、ピザやお菓子をつまみつつワイワイおしゃべりしながら90分で約5000枚あったパンフレットのシール貼りが完了しました。
実は前回公演前にもこのようなイベントがありまして、この時はパンフレットが完成したものの、二つ折りにすると言うオーダーを忘れると言うミスが発覚し、やはり5000枚のパンフレットをみんなで二つ折りにすると言うものでした。
こう書くと「プラフォは自分達のミスをファンに押し付けてるのか?」と思われそうですが、我々ファンにとっては、いつも客席から見ている役者さんと交流できるまたとないチャンス。
参加費無料で作業しながら役者さんと話せるのだから、それだけでも得した気分になります。
よく「ピンチをチャンスに変える」とか「失敗を楽しむ」とか言われますが、それに無理にやろうとしても心に負荷がかかってしまう。
結果、ピンチはピンチでしかなく、失敗は失敗でしかなくなる。
Platformさんの場合は、「失敗を楽しむ」よりもさらに先を行っているように思えます。
一言で言えば「失敗をエンタメに変えられる」
でなければ、お客様に作業を依頼しようなんて普通は思いつかない。
もちろんただ手伝わせるだけでは苦痛を押し付けるだけなので、そこへ作業が楽しくなるような要素を付け加える。
だからこそこんな作業ですら楽しいイベントになる。
公演の度にこういうミスがあるのも困りものですが(ちなみに毎回ミスがあるわけではありませんw 念の為)、そういうものすら人を楽しませる事ができるというのは、なかなかできるものではないのでしょうか。
【即興】SANDAI
今日は原宿のヒミツキチオブスクラップで行われた一人即興の大会「SANDAI」を観にいってきました。
これは与えられた3つのお題を盛り込みながら3分間の一人インプロを演じ、その面白さを競うと言うもの。
元々は名古屋で開催されていた大会だそうですが、現在は東京や大阪、北海道などでも行われています。
今回、私の知っているインプロバイザーの方が複数出ており、彼らの応援も兼ねて行ってきた次第。
ルールは演技する順に予め観客らが書いたお題の紙を3枚引き、その中身を見ずに封筒に入れてスタッフに預ける。
そして演技の直前に3つのワードが発表され、そのワードを織り交ぜながら3分間の一人即興を演じます。
ペーパーズでもそうですが、お題の中には自分にはわからない単語も当たり前のように混じっていたりするもの。
そんな時でもわからないならわからないなりに適当に解釈し、それを面白く見せようという気持ちが伝わってきました。
これは失敗や間違いを楽しむと言う気持ちがないとできないもの。
インプロを始めてから失敗を楽しむ事ができるようにはなったものの、まだまだ間違いを楽しむ事はできておらず、一人即興が未経験と言う事もあって、もし私がいまあの場に出てきてそのような場面に出くわしていたら、恐らくパニックになっていたことでしょう。
そんな中、今回特に印象に残ったのが、今回応援していた選手の一人であるガミ(ヤマガミコトノさん・劇団しおむすび/Re★Loser/Second Circle)でした。
与えられた言葉のうちゲルマニウムとポップコーンマシーンの2つを使ってゲルマニウムポップコーンなるパワーワードを生み出しただけでなく、イスをイスとして使うのではなくポップコーンマシーンとして使い、また決勝ステージでは客席に余っていたイスまで使うと言う、普通に演じていたらまずそこまでやらんだろうと言う事を実行。
持ち前の元気さも手伝い、多くの観客を魅了していました。
残念ながら準優勝に終わってしまいましたが、ガミのいた予選グループはレベルが高く、そこを勝ち抜いただけでもすごい事。
終わったあと悔しさを滲ませていたガミ。でもそれを晴らす日は、そう遠くないのかもしれません。
その他のプレイヤーの皆さんの挑戦も素晴らしかったです。また見てみたい。えっ、こすぎは出ないのかって・・・?うーん、一人即興にある程度自信がついたら考えようかな・・・。
【麻雀】魚谷侑未プロ
今日は日本プロ麻雀連盟所属の女流プロで、Mリーグのセガサミーフェニックスの選手でもある魚谷侑未プロがゲストの連盟道場へ行ってきました。
2ゲームプレーしたところで帰るつもりだったのですが、彼女との同卓権をゲットしたので追加でもう1ゲーム打ってきました。
東2局で自分の不注意から親の魚谷プロに満貫(12000点)を献上してしまいましたが、自分の親番迎えた東3局2本場で、その魚谷プロからリーチドラ3ウラ3の跳満(18000点)を出上がり一気に逆転!
しかしそこから魚谷プロも粘り子の満貫(8000点)を2度アガるなどして再度私をリード。
その後私が5200点をあがって再逆転しますが、オーラスで親の下家がリーチ一発七対子ドラ2をアガり、私は4万点持ちながら2着止まりで終了しました。。。
それにしても魚谷プロは可愛らしいルックスでありながら本当に強い!
特に去年は日本オープン、さらには王位と言う、麻雀界のビッグタイトルを2つも制覇しました。
女流プロで男女混合のG1タイトルを獲得した人は何人かいますが、それを複数制覇したのはあとにも先にも魚谷プロただ一人!!
ともすれば、昨年のMリーグのドラフトでフェニックスから1位指名を受けたのも無理もないと言うものです。
ですが、彼女の真の魅力は、なんと言っても礼儀正しさとファン思いである事です。
例えばゲストで来た時などは、来てくれたお客様をエレベーターホールまで見送りに来てくれたりします。
そしてエレベーターの扉が閉まる時におちぎしてくれるのですがこれが本当に深々とやってくれる。
これをされては「また会ってみたい!」と思いたくなるものです。
また、定期的に動画をLIVE配信して、ファンとの交流を大切にしています。
以前はLINELiveが主だったのですが、最近はPocochaに活動場所を移しています。
この他ゲームも好きで、かつてはニコ生でシャドバのライブ配信をしていた事もあります。
また、人狼ゲームも好きで、諸般の事情でスリアロ村に出演する事はないものの、たまに人狼最大トーナメントや結チャンネルに出てたりします。
昨年のMリーグはあまり奮わない成績でしたが、今年の開幕戦も先発で出る事が決定しています。
仲良しの和久津晶プロもフェニックス入りした事ですし、今年は去年以上の活躍ができそうです。
きっかけは人狼(その1)
本日は自分がインプロと出会い、そしてインプロをやるきっかけについて書いてみたいと思います。
私が初めてインプロというものに出会ったのは、インプロ集団「Platform」さんの舞台人狼「梟月村(きょうげつむら)」を見た事がきっかけでした。
当時人狼にハマっており(いまでも時々プレーしますが、以前と比べると大幅に頻度が減ってしまいました)、当時ちょくちょく顔を出していた人狼会を主催されてる方や、とある特殊系人狼の動画で同村した方が出ていたと言う事もあり見に行く事にしました。
梟月村人狼は実際に舞台袖で処刑が行われ、そのうめき声が生々しく、また大切な人を失った人が嘆き悲しむその姿は見ていて辛いものがありました。
ある意味えげつなさ、残酷さではTLPTを上回っていると過言ではないでしょう。
しかしながらこの時はこの舞台の真の醍醐味である、処刑から夜の襲撃までの間のエピソードのすごさには気づけずじまいでした。そしてもしかしたらそれこそ梟月村で終わっていたのかもしれません。
ですが、その梟月村の時、座席に置いてあった、当時のPlatformの次回公演「その探偵の名」がなぜか無性に気になりました。
なぜ気になったのか、理由はわかりません。ですが、とにかく早く次回公演の日が楽しみで仕方がありませんでした。
ともあれ2ヶ月後の公演が楽しみでしかたありませんでした。
そして、待ちに待った公演の日がやってきて、胸を踊らせながら池袋のシアターグリーンに向かいました。
そこでいままでの観劇では体験しなかった事に出会う事に。
「その探偵の名」は簡単に言うと主人公が殺人事件の犯人を当てるのですが、その犯人は上演ごとに毎回クジ引きで決定します。
この時、容疑者が7人に対しカードが8枚なので、必ず欠けのカードが出てくるのですが(犯人のカードが欠ける事もあります。この場合、被害者は実は自殺していたと言う事になります)、その欠けのカードを作る事を、観客である私が任されたのです。
その時思いました。
「このひと引きで、物語の行方の何パーセントかが決まる!」
そう思っただけですごく興奮してしまいました。
そして「見るだけではない、客も物語に参加するのだ」と思ったものです。
これは台本芝居にはないものですし、何より自分も物語に関われたと言う事が本当に衝撃的でした。
何より台本がないにも関わらず、クオリティの高い物語を作り上げるインプロバイザーの方々を心から尊敬したものです(この気持ちはいまでも変わりません)
とは言えこの当時はまさか自分が舞台に立とうなんて考えてもいませんでした。
しかし、とある事をきっかけに、やるインプロに次第に傾倒していくのでした。
そのきっかけとはまたまた人狼でした。
(続く)
なぜインプロと麻雀なのか
はじめまして、こすぎと申します。
とあるきっかけでインプロ(即興演劇)と出会い、そしてとあるきっかけでインプロの世界に飛び込んで行って、かれこれ1年になります。
会社勤めをしてるゆえ、なかなか稽古やワークショップに出られないのが難点ですが、それでもいまではすっかりインプロの虜になってしまってますw
その一方で、私は競技麻雀を趣味としています。
プロではないのですが、某団体のプロアマリーグをはじめ、大小様々な大会やリーグ戦に参加しています。麻雀歴は、ネットを含めると25年近くになりますが、実際に牌を握ったのは15年くらい前からです。
インプロと麻雀。この2つを並べると一見何の脈絡もないように見えますが、実は結構繋がりがあったりします。
詳しくはおいおい書いていきたいと思いますが、そのひとつが選択と決断です。
麻雀は配牌を元に、自分はどう言う手を作りたいのかの決断を毎局のように迫られます。
インプロでもシーンの途中で起こった事に対し、自分はどうしたいかの決断を下さねばならない事があります。
そしてこれは人生においてもそう。誰しも選択と決断を迫られる事が何度でも起きるものです。
いま、こうやって私がブログを書いているのも、選択と決断の結果です。
インプロも麻雀も人生そのものである。そんな気がしてなりません。
その思いをこのブログにぶつけていくとともに、麻雀ファンの方にはインプロの楽しさを、そしてインプロファンの方には麻雀の素晴らしさをもっと知ってほしい。そんな思いで書いていきたいと思います。